痛み止めについて

こんにちは!

本日担当させていただきます松見町院の後藤です!

 

 

 

前回『痛み』についてのお話をさせていただきました。

 

 

 

 

 

今回はみなさんのお手元に普段ある

『痛み止め』

についてのお話をさせていただこうと思います。

 

 

 

 

痛み=正常な身体の反応と前回お話させていただきました。

 

 

 

 

 

ちなみに

みなさんは無痛症という病気をご存じでしょうか?

 

 

 

 

無痛症とは生まれつき痛みを感じない原因不明の難病疾患です

 

 

 

 

 

無痛症の方はケガをしても痛みを感じないため、どんどん身体が壊れてしまいます

 

 

 

例えば

熱々のやかんを触ってしまったとします

 

(正常な反応であれば)

触る➡︎熱い➡︎痛い➡︎ヤケドをする➡︎気をつける(学習)

 

(無痛症の方の場合)

触る➡︎感じない➡︎大やけど➡︎ショック死

 

 

痛みを感じない=命の危険がある

ということになります

 

 

 

 

 

ここから痛み止めのお話をしようと思います

 

 

 

 

痛み止めは名前の通り痛みを止めるお薬なので、飲んでいる間は楽になると思います

 

 

 

 

 

痛み止めを飲んで大事なスポーツの試合に出場

 

・ギックリ腰でも仕事に行かなくてはならず痛み止めを服用して仕事へ

 

・頭痛がひどくて毎日のように痛み止めを服用

・・・なんて経験がある方はいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

しかし痛みを感じずに動けてしまうので痛み止めが切れると痛みが強くなったり

そのため痛み止めを飲み続けたり・・・

 

 

 

痛み⚡️

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痛み増加⚡️⚡️

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より痛み増加⚡️⚡️⚡️

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より強い薬・・・

 

まさに麻薬と同じ

⚠️このループに入ってしまうと薬に依存してしまいどんどん薬をやめられなくなってしまいます

 

アルコール依存も注意⚠️

 

 

 

 

 

また、人間は痛みが出た際に下降性疼痛抑制という機能が働き、痛みの感じ方を和らげようとします

脳内麻薬などとも言われています

 

 

 

 

 

人間の特性上使わない機能は使えなくなっていきます

(例)運動していないと筋肉が落ちていくように

 

 

 

 

痛み止めを服用し続けることにより、本来の身体の機能(下降性疼痛抑制など)がさぼり始め、痛みを感じても自分で痛みを抑えることができなくなっていきます。

 

 

 

 

 

以前いらしていた患者さんで、痛みがおさまっても予防に痛み止めを毎日飲んでいる方がおりました

 

 

 

 

ちなみにロキソニンの注意事項

長期連続して服用しないで下さい。

  3〜5日間服用しても症状が続く場合には、他の疾患の可能性も考えられますので、服用を中止し、医療機関を受診するようご指導下さい。
とあります

 

 

 

 

 

 

 このことは意外と知られておらず、毎日のように服用してしまい痛みがより強く出てしまっている方がいらっしゃいます

 

 

 

 

 

結論

痛み止めは用量を守り

痛みが続く場合、早めに治療を受けましょう!

 

 

 

 

 

見真堂

痛みの改善に特化した治療院です。

 

痛みが引かない場合ご相談はお早めに☎︎

 

 

 

 

 

読んでいただきありがとうございました!